人間ドック・健康診断コラム

健康診断の直前に風邪を引いてしまったら?

健康診断の直前に風邪を引いてしまったら?

監修:健診プラザ日本橋

健康診断の直前に風邪を引いてしまったときには、どうするのが正しい判断なのでしょう。軽い風邪なら健康診断を受けても良いのか、もしも受けられるのなら、何か注意すべきことはあるのでしょうか。風邪を引いてしまったときの健康診断について、知っておくべきことをご紹介します。

風邪を引いても受けることは可能?

そもそも、風邪を引いているときに健康診断を受けても良いものなのでしょうか? 結論を言えば、風邪気味、あるいは軽い風邪を引いている程度であれば、健康診断を受けること自体は可能です。

ただ、できれば健康診断を後日に延期するほうが、対応として望ましいと言えます。健康診断を受ける場所へ、電話で問い合わせた場合でも延期を薦められるかもしれません。そもそも健康診断は、健康な人が体のチェックをするためのものです。まずは、別の日に受診し直すことができないかを考えてみてください。高熱が出ているようであればなおのこと、健康診断よりも通常の病院で診察を受けることが先決です。

風邪で健康診断を受けた際のリスク

風邪を引いた状態で健康診断を受けると、検査結果に影響が出る可能性があります。まず、風邪を引いているときは体内に侵入した細菌やウイルスに反応して白血球の数が増えているため、血液検査の結果に影響が出ることが考えられます。また、風邪から尿路感染を引き起こしているときは、尿検査で潜血や尿たんぱくなどの異常が出ることもあります。
さらに、健康診断を受けることで、風邪の症状が悪化することも考えられます。

健康診断では前日の夜から食事や飲み物が制限されますし、健診を受ける医療機関まで足を運ぶ労力もかかります。胸部レントゲン検査などでは検査着を脱ぎ、肌寒い状態で検査を受けることにもなります。健康診断は意外に体力を使うものだということも意識しておきましょう。

また、風邪を引いてしまった状態で健康診断の会場に向かうことで、他の受診者に風邪をうつしてしまう恐れもあります。ごく軽い風邪であっても、マスクは必ず着用して行きましょう。繰り返しとなりますが、熱が出ているほどひどい風邪を引いているときは、他の方へのマナーとしても健康診断を受けるべきではありません。

風邪で健康診断を受ける際の注意点

風邪気味だけれど健康診断を受ける、というときは、健康診断を受ける前にスタッフにそのことを申告しましょう。受付で伝えるか、問診票に記入してください。

また、当日は風邪薬を飲むことは控えたほうがいいでしょう。栄養ドリンクなども、尿検査の値に影響が出ることがあります。薬や栄養ドリンクを飲んだ場合は念のため、そのこともスタッフ伝えましょう。

もっとも大切なのは、健康診断を受ける前には体調管理をしっかりと行って、風邪を引かないように気を付けることです。それでも引いてしまったときには、まず受診日を延ばすことを考え、難しい場合には症状が軽い場合のみ、注意事項を守って受けるようにしてください。

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