人間ドック・健康診断コラム

胃カメラ初心者のための! 内視鏡検査の流れ

胃カメラ初心者のための! 内視鏡検査の流れ

監修:健診プラザ日本橋

初めて胃カメラ(内視鏡)を使った検査をするという人にとって、検査がどのようにして行われるのかは非常に心配なところです。胃内の内視鏡検査について、前日からの流れを説明します。

前日から当日まで

検査前日は夜8時ごろまでに夕食をとります。食べる量もいつもより少なめを心がけましょう。それ以降は、当日の朝も含めて何も食べないようにします。水は飲んでもかまいませんが、牛乳、ジュース、お茶などは控えることとされます。
また、薬の服用については事前に担当医に相談してください。検査は基本的に私服で受けることになります。当日の服装は腹巻き、ボディースーツなど体を締め付けるものは避け、ラクな格好で人間ドックを受ける病院などに向かいましょう。

検査の準備

当日、病院や医療機関に着いたら、まず前処置室で胃をきれいにするための消泡剤を飲みます。次に、口から入れる経口内視鏡の場合はのどの奥の麻酔をするために麻酔薬をのどに溜め、ゆっくり飲み込むか、吐き出します。鼻から入れる経鼻内視鏡の場合は鼻の通過を良くする薬を点鼻・噴霧し、鼻の中をスプレーやスティックを使用して麻酔します。

検査開始

検査室に移動し、体を締め付けるものはできるだけはずし、上着は脱ぎ、メガネや入れ歯をはずし、ベルトをゆるめます。その後、リラックスして検査台の上に、左側を下にして横向きに横たわります。そして経口内視鏡の場合はマウスピースを装着後、内視鏡が口から挿入されて検査開始です。経鼻内視鏡の場合はそのまま鼻から内視鏡が挿入されて検査が始まります。

経口内視鏡の場合、内視鏡は無理に飲み込もうとする必要はありません。肩、首、のどの力を抜き、唾液は飲み込まず口から外に出します。げっぷもしないようにします。のどを内視鏡が通ったら、ゆっくり静かに腹式呼吸をするとスムーズに検査が進みます。

経鼻内視鏡の場合も、肩、首、のどの力を抜いてリラックスします。こちらは口呼吸ができるので、やはりゆっくり静かに腹式呼吸をしましょう。緊張で早い呼吸にならないように注意します。

いずれの場合も、検査時間は3分~5分、長くても10分程度で終わります。検査後は麻酔が効いているため、30分ほど休憩します。

なお、医療機関によっては、内視鏡検査時の苦痛を軽減させるために、半覚醒状態になる鎮静剤を使用できます。呼吸抑制などのリスクもまったくないわけではありませんが、危険度は高くなく、何より苦しさはほとんど感じないでしょう。ただし、その場合は検査後、1時間程度は安静にする必要があります。

検査後の過ごし方

検査後は車の運転は避けてください。飲水、飲食は経口内視鏡では1時間後、経鼻内視鏡では30分程度で摂取できるようになります。当日の激しい運動、長時間の入浴などは避けるようにします。また、検査の際に組織を採取することがあり、このときは1日、運動と飲酒は禁止となります。

検査結果

検査結果は病院や医療機関によって、当日のうちに出る場合と、数日かかる場合があります。結果は画像を見ながら説明を聞くスタイルが一般的です。検査中に採取した組織を検査する場合は10~14日後に結果が出ます。

以上が一般的な胃内の内視鏡検査の流れです。細部は検査を行う病院や医療機関によって異なるので、心配な点などがあれば事前に問い合わせをして、胃カメラに対する不安を取り除いておきましょう。

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