人間ドック・健康診断コラム

人間ドックは健康診断とどこが違う? 受けるメリットは

人間ドックは健康診断とどこが違う? 受けるメリットは

監修:健診プラザ日本橋

人間ドックと健康診断の違いをご存知でしょうか。何となく人間ドックのほうが詳しく調べるものという印象はあっても、正確なところはよく分からないという方が意外に多いはずです。両者の違い、そして人間ドックを受けることのメリットについてご紹介します。

健康診断とは

健康診断とは、生活習慣病など身体の異常を早期に発見するために行う診察および各種検査です。
雇用主は労働者に対して年に1回以上、医師による健康診断を実施することが法律で義務付けられており、労働者もこれを受けなければいけません。

労働安全衛生法で義務付けられている健康診断にはいくつかの種類があり、例えば「一般健康診断」のほか、特定の年代の方向けの「特定健康診査」などがあります。

また、自営業者、個人事業主、専業主婦など、職場などで健康診断を受ける機会がない方でも、住んでいる市区町村で健康診断を受けることができます。

自治体によって詳細は異なりますが、費用はおおむね無料、30代の人は一般的な健康診断、40歳~74歳で国民健康保険に加入している人は、生活習慣病の予防を目的とした国が定める「特定健康診査」を受けることができます。

人間ドックとは

人間ドックも実は健康診断の一種です。ただし、個人の意志で受ける精密検査であり、法的な定義はありません。生活習慣病の予防を主眼とした健康診断(一般健診)はもちろん、がん検診、脳検査などを含めることもできます。

医療機関によって得意な分野もあり、健康診断にプラスしてオプション検査を受けることができるのが特徴です。

企業や自治体が費用を負担する健康診断とは異なり、人間ドックの検査費用は基本的に自費となります。ただし、所属している健康組合によっては一部費用を補助してもらうこともできるようです。

人間ドックならではのメリット


人間ドックには、会社などで受ける健康診断にはない次のようなメリットがあります。

詳細な病気を調べられる

人間ドックにおける基本検査は、人間ドックを実施している医療機関ならどこででも受けることができる全国共通の検査です。この基本検査には、眼底・眼圧検査、呼吸機能検査、腹部エコー、尿素窒素・クレアチニン検査、上部消化管(内視鏡・透視検査)、便潜血検査などが含まれ、これらは会社などで受ける一般健康診断にはないものです。

オプション検査には、男性向け、女性向けの各種がん検査、胃がんなど特定部位のがんを早期発見するための検査、すい臓がんや胆道がんといったこれまで早期発見が難しいと言われていたがんについての検査などがあります。
さらに、脳卒中(動脈硬化、脳出血、くも膜下出血)を対象とした脳の検査、アレルギーを調べる検査を受けることも可能です。

医師の説明を受けられる

人間ドックでは、医師との面談で検査結果をもとにした項目ごとの説明を受ける時間が用意されています。その場で健康に関する相談をし、改善点などについてアドバイスをもらうこともでき、最近では、一部の検査を除いて当日のうちに結果が出て、医師に説明を受けられるこができます。また、検査結果は冊子などにまとめた詳細なレポートで受け取ることも可能です。

会社などで受ける健康診断でも、簡単な健康状態はチェックできます。しかし、人間ドックではさらに詳細に、またピンポイントに、異常がないかを調べることができます。特に40代以上の方にとっては、病気の早期発見、進行を未然に防ぐためにぜひとも必要なものです。健康診断との違いを把握し、まずは基本検査からでも受けることを検討してみてください。

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